COVID-19

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足並み乱れる政府と7都府県〜営業自粛要請と損失補償が争点か〜

4月7日、政府は5月6日までの緊急事態宣言を公示した。対象地域とされた東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県は、特別措置法に基づき知事が外出自粛や指定業種の営業自粛等の要請などを行うこととなる。小池東京都知事が、「ロックダウン」との言葉を用いて、緊急事態宣言の必要性を訴えてからだいぶ経過してからの、緊急事態宣言で、この間、政府と都やこれらの府県の間で水面下で調整が進められているも […]

森三中・黒沢さんの感染報告を受けて〜芸能界やメディアが今やるべきこと〜

森三中の黒沢かずこさんが、COVID-19に感染している事が明らかになり、その感染報告を受けて、何人かの芸能人がこの件について発言している。また、テレビでも情報番組を中心にこの件について多くの時間を割いて報じている。 主だった彼らの主張は、慎重な言い回しをしている人も少なくないが、概ね・「黒沢さんは感染しないように気をつけて行動していた。三密と言われるようなシチュエーションで罹った訳ではない」・「 […]

20万円とマスクの支給だけでは無い−政府の施策をもっと周知して

 一住所あたり2枚の布マスクの配布と申請制の現金支給が、この数日でメディアやSNSで話題になっている。 その論調は様々だが、気になるのは政府がまるでこれらの施策しか打っていないかのような批判が散見されること。マスメディアがこうした論調で政府を批判するのは、不勉強か視野狭窄か、いずれにせよ褒められたものでは無い。一方で、政府が今までに打ち出してきた施策が、世間一般に十分に周知されておらず、こうした施 […]

COVID-19 PCR検査は手段であって目的ではない

欧米でのCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染が拡大し、世界規模での拡大(パンデミック)となっている現在、日本の検査数の少なさを指摘する声が上がり続けている。 しかし、検査は手段であって目的では無い。現在、COVID-19に有効な治療法は確立されていない。HIV感染症の治療薬や喘息治療薬、抗インフルエンザ薬などが効果を発揮した症例もあるが、いずれもまだ確立された治療法にはなり得ていない […]

感染予防の具体的対策を、専門家が監修しデザイナーがビジュアルで伝える取り組み

「感染予防のために、できること。」 渋谷健司氏(キングス・カレッジ・ロンドン)、林淑朗氏(亀田総合病院)、堀成美氏(国立国際医療研究センター)、久住英二氏(ナビタスクリニック)が監修し、data visualizationのデザイナー Takashi Tokuma氏がデザインした、「感染予防のために、できること。」がwebで公開された。 著作権フリーでは無いが、拡散利用はフリーで、ネット上で自由に […]

新型コロナウイルス感染症だけではない、国内で生じている感染症

新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の感染が拡大している。新興感染症でワクチンも根治できる治療法も無い、まだまだ分からないことが多いことが、大きな不安を生み出している。全国一斉休校や大規模イベントの自粛が要請され、マスクやトイレットペーパー等の品切れなど、社会的混乱が毎日のように大手メディアをはじめSNSなどでも報じられている。発熱や咳などの症状があれば「COVID-19か??」と疑 […]